固定資産税路線価と相続税路線価の違いとは

固定資産税路線価と相続税路線価の違いとは
固定資産税路線価と相続税路線価は、数値が異なる二つの指標であり、一般的には「路線価」と言えば相続税路線価を指すことが多いです。
固定資産税路線価とは
固定資産税路線価は、固定資産税を算出するために使用される指標です。
固定資産税路線価は、公示価格の70%を基準として算出されます。
つまり、土地や建物の公示価格の70%が固定資産税路線価になります。
相続税路線価とは
一方、相続税路線価は、相続税を算出するために必要な指標です。
相続税路線価は、公示価格の80%を基準として算出されます。
つまり、土地や建物の公示価格の80%が相続税路線価になります。
参考ページ：土地 の 相続 税 評価 額 固定資産税路線価の調べ方と相続税路線価との違いの解説
固定資産税路線価の調べ方
固定資産税路線価は、一般財団法人資産評価システム研究センターが提供している全国地価マップで調べることができます。
調べるためには、以下の手順をおこないます。
1. 検索サイトで「一般財団法人資産評価システム研究センター」または「全国地価マップ」と検索します。
2. 全国地価マップの公式サイトにアクセスします。
3. サイト内にある掲載マップ一覧の中から「固定資産税路線価等」を選択します。
4. 調べたい地域をクリックし、詳細地図が表示されるまでズームインします。
また、住所検索機能を使用して、調査したい町名まで直接移動することもできます。
5. 目的の土地を見つけたら、その土地に接している道路に表示されている数字を確認します。
この数字は、1㎡当たりの評価額を示しています。
以上の手順で、固定資産税路線価を調べることができます。
全国地価マップを使用して固定資産税路線価を調べる方法。